ChatGPTの使い方

OpenAIによって作られた大規模言語モデル「ChatGPT」の使い方を扱います。ChatGPTとは何か、どのように使うのか。登録方法や画面の操作方法を抑え、最初のプロンプトを実行してみましょう

公開日:2023/03/19 更新日:2023/03/21

目次

  • ChatGPTとは
  • 登録方法
  • 使い方(UIの説明)
  • 気軽に質問してみる
  • 注意点

ChatGPTとは

文章や会話に特化した高性能なAIです。献立を聞く、記事を書いてもらう、仕事のアドバイスを貰うなど幅広く使うことができます。

より正確は大規模言語モデル(LLM : LLarge Language Model)といい、大量の文章データから学習したAIモデルのことを指します。ChatGPTはインターネット上の膨大な文書を学習しており、その知識を用いて私たちの手助けをしてくれます。

登録方法

早速登録して使ってみましょう。
ChatGPTはGoogle ChromeやSafariなどブラウザ上から利用できるアプリケーションです。以下の手順で登録できます。

まずChatGPTの公式サイト(https://openai.com/blog/chatgpt)にアクセスします。[Try ChatGPT]を押しアカウント登録画面に進みましょう。

[Sign up]から次の画面に進みます。

画面が切り替わりますので、[Continue with Google]から進みましょう。

登録に使うグーグルアカウントを選択します。

自身の名前を入れて[Continue]ボタンを押しましょう。

電話番号を登録します。この電話番号は「国際番号」と呼ばれるものです。登録の際には普段の「090-XXXX-XXXX」のような番号ではなく、最初の0を抜き「+81-90-XXXX-XXXX」のような形で登録します。

手持ちのスマートフォンに「あなたのOpenAI API 認証コード」というメッセージが届きます。こちらを作業中の画面に入力し登録は完了です!

気軽に質問してみる

それでは早速最初の会話をしてみましょう。

こんにちは。あなたのことを教えてください

と入力してみます。

すると、返答が返ってきます。

画面の説明

本格的な使い方の前に少しだけ画面上の操作方法に慣れておきましょう。
大まかに以下の構成となっています。

ChatGPTではこのうち上記のメイン画面、主に入力欄を利用します。
ChatGPTが出力する内容は私たちの投げかけやその時々で異なります。[出力の再生成]や[編集機能]を使い、違った返答が得られることも確認してみましょう。

注意点

最後に注意点です。非常に便利なChatGPTですが使い方を間違うと損を被ることもあり得ます。使用に際しては以下の3点を押さえておきましょう。

  • 入力したデータがAIの学習に使用されることがある
  • 情報が正確ではない可能性がある
  • 最新の知識を持たず、インターネットに接続したり検索ができない


入力したデータがAIの学習に使用されることがある

ChatGPTの開発元であるOpenAIは、ChatGPTに更なる改善を加えるため私たちが送信した情報を記録しています。
したがって個人情報や機密の情報を扱う際には十分に注意しましょう。「私たちが送ったデータがAIの学習に使われ、誰かの画面に出力されてしまう」といった可能性が拭いきれないためです。

情報が正確ではない可能性がある

ChatGPTは万能ではなく、原理的には「このような単語・文章が最適だろう」というものを出力しているに過ぎません。私たちが挨拶をした際も、「挨拶を返し自己紹介を返すのが最適だろう」というように行動しています。
したがって、ChatGPTの返答には誤りが含まれる可能性があります。
日常会話などでは気になりませんが、ずれが生じた際に大きな損失が起こりうる文書・ロジックに使用する際は気をつけましょう。

最新の知識を持たず、インターネットへの接続や検索ができない

ChatGPTは インターネット上の様々な文章を学習して生まれました。 しかしその情報は2021年9月までとなっています。 最新の情報に関してはChatGPTは知りえないことに注意しましょう。
さらにChatGPTはインターネットに接続したり検索をすることができません。 普遍的な質問をするには役立ちますが「最新のトレンドを追う」といった用途では使わないようにしましょう。
なお、このような用途ではBingやPerplexity AIなどのサービスが登場しています。気になる方はそちらも是非チェックしてみてください。